ピアノは業者などに処分を依頼すると、相場にして3~4万円の費用がかかります。
いらなくなった物のために、3,4万もかけられない!というのが普通の人の本音でしょう。
でも、ピアノは幅をとるし、これが部屋になかったらどれだけ広く感じることか・・・。
どうにか処分できないものかと考えてた時に、
そうか!ピアノを解体して粗大ゴミとしてだしてしまえばいいんだ!
と、ひらめいた方、なかなかのアイデアマンです。
粗大ゴミは無料でなくとも、何百円か払えばゴミ処理場にだせます。
ここではピアノを解体して粗大ゴミとしてだせるのか検証したいと思います。
なお、もっと簡単にピアノを処分したいという人は、ピアノ買取業者を利用することをおすすめします。
たとえお金にならなくても、無料でピアノを引き取ってもらえることがあるので、一度、ピアノ買取業者で査定してもらうとよいでしょう。
その際、複数のピアノ買取業者に1度の入力で査定依頼ができる「ピアノ一括査定サイト」を利用すると便利です。
処分したいピアノを査定してもらいたいという人は、こちらのホームページからどうぞ。
ピアノ解体に必要な道具
- 電動ドライバー(手動でもよいが、時間と体力の節約のため)
- チューニングハンマー(ピアノの弦を緩めて、外すために必要。アマゾンで2000円ぐらい)
- ニッパー(ピアノの弦を切るため)
- ゴーグル、軍手、厚手の作業服(弦が弾き飛んできたときの防護用)
- ノコギリ(解体した板を細かく切断するため)
ピアノ解体のおおまかな流れ
ピアノをおおっている外板の
ビスを取り外板をすべて外す
↓
88個の鍵盤を外す
↓
ピアノを横に倒す
↓
4本の脚についている
ビスをとり脚をすべて外す
ビスをとり脚をすべて外す
↓
チューニングハンマーで弦を
緩めニッパーで切って外す
緩めニッパーで切って外す
↓
金属フレームと響板に付いている
ビスをとり金属フレームから
響板をすべて外す
ビスをとり金属フレームから
響板をすべて外す
↓
糊付けされている響板を
のこぎりで分断する
↓
一枚ずつになった響板を
のこぎりで細かく切断する
↓
外板も同様にのこぎりで
細かく切断する
↓
ゴミ処理場に持っていく
のこぎりで分断する
↓
一枚ずつになった響板を
のこぎりで細かく切断する
↓
外板も同様にのこぎりで
細かく切断する
↓
ゴミ処理場に持っていく
ピアノ解体時の注意点
- 部品の数が大量なので電動ドライバーは必須。
- チューニングハンマーはレンチで代用可能。
- 弦を切る際に弦がはじけ飛ぶ危険があるので、防護用のゴーグルと厚手の作業服、軍手は必ず着用。
- ピアノは200㎏前後の重量があるので、ピアノを横に倒す際、必ず大人3人がかりで行う。
解体時間の目安
個々の作業スピードや作業人数、使える道具にもよるので一概には言えませんが、丸一日時間がとれれば、たいがいの人はピアノ一台解体できるかと思います。
金属フレームの処分について
外板や響板などは、のこぎりで切って細かくすることができますが、100㎏ある金属フレームを切断するのはかなり困難です。
当然、大きいのでカットして細かくしないことには、粗大ゴミとしてだせません。
金属をカットする機械を持っていない場合、たいていの人は金属フレームの処分で行き詰まってしまうでしょう。
わざわざ金属フレームをカットするだけのために、金属用の切断工具を購入するのも非効率です。
自宅の庭に倉庫など収納できる場所がある人は、そういったところに置いておくか、部屋のタンスの裏などに立てかけて置いておくしかないでしょう。
ピアノ解体処分の結論
ご覧のとおり、正直、ピアノの解体は労力を使います。
部品の数が大量なので、1個1個外していくだけで気が遠くなります。
ピアノの弦を切ったときに、弦がはじけ飛んできてケガをする危険性があるし、裏の共鳴板はかなり大きいので、のこぎりで細かく切るのも大変です。
また、金属フレームをどうするかという問題もあります。
なんとか解体できたとしても、最終的にゴミ処理場に持って行かなくてはなりません。
解体費用の3、4万を浮かそうと思えばやれないことはないですが、非効率のような気がします。
ピアノ買取が一番簡単
冒頭にも言いましたが、ピアノ専門の買取業者にピアノを引き取ってもらうことができれば、無駄な労力をかけなくてもピアノを処分することができます。
お金になるかどうかは別として、無料で引き取ってもらえたとしてもラッキーです。
1社では引き取ってもらえなくても、他の会社だったら引き取ってもらえる場合があるので、複数の会社に査定依頼してみるといいですよ。
処分したいピアノの査定を希望される方は、複数の買取業者に一括で査定依頼ができる「ズバットピアノ買取比較」がおすすめです。
※入力項目欄の売りたいピアノのモデル名と製造番号がわからない場合は、不明、もしくは適当な番号を入力して送信しても大丈夫です。
0 件のコメント:
コメントを投稿